PENTAX Optio550

1/1.8型500万画素CCD、光学5倍ズームを採用した、現時点ではペンタックスの最上位機となるデジカメ。税別60900円で購入。特徴は…

1/1.8型500万画素CCD
狭小ピッチでノイズに弱いと評判の悪いCCD。基準感度はISO64と低く、ISO400ではノイズが非常に目立つ。しかしISO64が活かせる光量が充分な屋外で撮った画像を見ると文句が言えない。ストロボ撮影の場合、オート設定では200に設定されることが多いが、200のノイズは個人的には許容範囲内。ピクセル等倍はともかく、KG判でのプリントで目立たなければOK。ISO感度をマニュアル設定する場合は64・100・200・400から選択できる。オート設定の場合は400が使えなくなり64〜200の間で設定されるが、マニュアル設定よりステップが多いらしくISO125等になることも有り。
光学5倍ズーム
35mm判換算で37.5-187.5mm/F2.8-4.6相当の光学5倍ズーム。まぁ、ワイド端の樽型収差、テレ端の糸巻収差は当然目立つが気にしない(苦笑)。このズームレンズの為か、起動・終了はかなり遅い。OptioSと共に、ようやくsmc PENTAXレンズを採用。光の映り込みが赤や緑に見えるので、名ばかりではなくsmcコーティングの模様。フードが付けられない沈胴式レンズではやっぱり有効か?マクロ時はズーム全域で15cm、スーパーマクロ時はワイド端固定で2cmまで寄れる。マクロ撮影は仕事の時しか使ってない気もしますが…。
露出モード
Av・Tv・プログラム・マニュアルから選択できる。
AF
外部パッシブセンサーとTTLコントラスト検出方式を併用する、センター+上下左右の5点AF。ようやく他社並の速さになった感じだが、暗所に弱いのは仕方ないねぇ。
書き込み
メディアはSD/MMC。パナの256MBのSDカードを使っているが、画像サイズが2592*1944、画質☆☆(ノーマル)で2秒程度と意外に早い。
液晶モニター
リアルタイムヒストグラム表示可能。

私物でも会社の備品でも高級デジカメは使ってなかったし、初めて手にした使い物になるデジカメ、といった感じ。コンパクトデジカメ並のボディーサイズに光学5倍ズーム。テレ端が200mm弱でF4.6だからそれほど暗いズームレンズでもなく、野外だとサブ機として使う気にもなる。「Fn(ファンクション)ボタン+十字カーソルの4方向」に多用する機能(WB、ISOなど)を割り当てておくと階層メニューに入らずに設定ができるので便利(これは*ist Dにも欲しい!)。起動・終了時のマターリとした動作さえ我慢できれば、後は小気味良い動作で意外とお薦めだが、起動の6秒はやっぱり遅すぎ(苦笑)。まぁ、以前より格段にデジカメの稼働率が上がりましたね。
今後の機種に欲しい機能は…

外部ストロボ制御
ホットシューやシンクロ端子が無くても、ワイヤレスシンクロで対応できないかな?テレ端が200mm弱だから、外部ストロボが使えればイベント等で使い易いんだけど。