ようやく参入 KDDIが描く日本人向けスマートフォン(IT+PLUS)

インタビューから興味深い部分を引用…

――日本のユーザーが普段使っている様々な機能が搭載されたスマートフォンと考えていいのか。
詳しくはいえない。しかし分析すると、ユーザーがほしいとされる機能やサービスはいくつかに限定される。3つとか4つ程度だ。それ以上の機能を載せた特別のものを作ろうとは思わない。必要最低限の機能を載せ、それ以外の部分は世界標準と同じものにしていく。

――auは「LISMO」などのコンテンツ関連サービスが強い。これらも「必要最低限の機能」として対応するのか。
そうだ。「これがないと買わない」という機能に加え、キャリア兼サービスプロバイダーとして、提供しなくてはいけない価値もある。

――画面上にLISMOやEZウェブメールのアプリアイコンが並んでいるというイメージか。
まさにそうだ。(そのなかで)ユーザーが「いらない」と思う機能であればアイコンを消してもらえばいい。

――今後、採用するプラットフォームを増やしていく可能性はあるか。カナダRIMの「BlackBerry」はCDMA版があるし、iPhoneCDMA版が出るという噂が絶えない。
さすがにそこまではわからない。Androidは1台目需要で通常の携帯電話に置き換わるもの、Windows Phoneはビジネス用途という位置づけがあるなかで、追加して導入する意味があれば検討する。

ガラケーを内包したスマートフォンを期待していいのかなぁ…。「EZウェブメール」と「UA的にケータイとしてのネット接続も可能」の2点を、個人的には重視。